カクテルの語源はいくつかの説があるが、ここで紹介するのは一番有力視されているものを紹介します。
「コーラ・デ・ガジョ(木の名前)」説これは国際バーテンダー協会が、カクテルの語源として採用している説。
メキシコのユカタン半島にあるカンペチェという港町にイギリス船が入港したときのこと、船員達は町の居酒屋に立ち寄り、渇きを癒していた。
当時、イギリス人たちが酒を飲むときには、ほぼストレートでしか飲んでいなかった。しかし、カンペチェでは「ブランデー、もしくはラムに砂糖などをミックスした飲み物(ドラック・drac)」が流行していた。この飲み物は、酒をストレートで飲む習慣しかなかったイギリス人の興味を引くものだった。
ドラックは、厚手のグラスに材料を入れ、スティックやスプーンで攪拌して作られるものであったが、金属製のスティックを使うと不快な臭いがドラックに移ると嫌われていたため、木製のスティックを使うことが多かった。ある店の少年もそうであった。
あるとき、船員は少年に「それはなんだ?」とたずねた。船員は「その飲み物の名(ドラック)」をたずねたのであるが、少年は攪拌に使用したスティックのことをたずねられたと思い、「これはコーラ・デ・ガジョ(cola de gallo スペイン語で「雄鶏の尻尾」の意)です」と答えた。その道具の形が雄鶏の尻尾に似ていたからである。
ともあれ、船員はその飲み物を「コーラ・デ・ガジョ」を英語に訳した「テール・オブ・コック」と言う名で呼ぶようになった。このエピソードはカンペチェに入港する船員たちに広まり、次第に他の地域の酒場でもこの名を使用するようになっていく。そのうちに、「テール・オブ・コック」を1語とした「カクテル」という語句が生まれ、それがミクスト・ドリンク全般を指すようになっていった。
カクテルの王様と言えば「マティーニ」。カクテルの女王と言えば「マンハッタン」である。
ほんのりと甘みのあるマンハッタンに対して、マティーニはドライが身上。
ジンをベルモットで割って作るのだが、ベルモットの量が少ないほど辛口で、しかも辛口であるほど良いとされているカクテルである。 だから、マティーニをいかにドライに飲むかと言うことをつきつめてきた男たちがいる。その方法もハンパじゃなくて、ベルモットの量を減らすだけでは飽きたらず、ベルモットのビンを見ながらジンを飲んだとか、人に耳元で「ベルモット」とささやかせて飲んだとか言われている。 これってただのジン?
ちなみに1979年にアメリカで発行された「ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック」には、268種類ものレシピが掲載されている。
でもって、最高のドライ・マティーニは棚の中にしまってあるベルモットを思い出しながらジンを飲む。これ以上はないだろう。。。
※ここに書かれている情報によって如何なる出来事が発生しても、責任は負いかねますのでご了承ください。。。。。


